北海道道東といえば十勝、帯平を連想しがちですが、道央を代表する観光スポットの1つに池田ワイン城というものがあります。正式名称は「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」といい、入場料は無料で年末年始以外は朝9時から夕方の5時まで入場できます。小高い丘の上にそびえるその建物の外観は、まるで西欧の古城を髣髴とさせるのでワイン城と呼ばれるようになりました。
展示ルームでは十勝ワインが国内で始めての自治体経営の国産醸造ワインとして成長してきた歴史やワインの醸造方法、原料についてなど学ぶことができ、十勝ワインについて見聞を広めることができます。
地下熟成室にはなかなか間近で見られない熟成樽や、国内では珍しいスパーリングワインの製造方法、そして年代ものの貴重なワインが展示されているほか、ブランデー&大樽熟成室というものもあり、ガラス越しでもその姿は圧巻です。ワインが美味しく熟成されるための環境が肌で感じられる貴重な場所ですので一見の価値ありです。
お子様も楽しめるコーナーにワインのコルクを使ったコルクプールもあります。アミューズメント施設ではボールプールなどがよくありますが、およそ4万個ものコルクに埋もれて遊べる無料施設はなかなかありません。また、十勝ワインの試飲コーナーがあり、無料でおすすめワインが楽しめます。ショッピングコーナーも充実しているのでワインのほか池田町特産品なども購入できます。
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