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旭山動物公園

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北海道の旭川にある旭山動物公園は日本最北の動物園で、今日本国内で最も勢いのある動物園でもあります。1967年にオープンし、旭川市の人口増加とともに来場者数を増やし、1983年に年間来場者数は59万人を記録します。しかし、レジャーの多様化により減少に転じるようになり、1994年にはエキノコックス症でニシローランドゴリラとワオキツネザルが死亡するなど追い打ちがかかってしまい、1996年の年間来場者数は26万人まで落ち込むなど追い打ちがかかってしまいます。

そんな廃園寸前だった旭山動物公園を有名にしたのは、動物の生態を展示する行動展示を取り入れたことです。ただ動物の姿形を見せるのではなく、のびのびとオリの中を動きまわる動物の動きを展示する試みは大成功を収めました。テレビ番組やメディアでも取り上げられたことでさらに知名度を伸ばし、一日の来場者数は2012年に上野動物園を超える日も現れるようになりました。現在でも新しい施設が次々と完成し勢いが止まりません。

全国的に有名になった平成19年からは札幌から旭川まで1日1往復の列車、旭山動物園号の運行を開始しています。元旭山動物公園の飼育係で今は絵本作家のあべ弘士さんデザインの元、列車の外観、内装を動物園を大胆にイメージし、家族連れから好評を得ています。

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